自分の女性性について自己分析していた当時、
私は、ある重大な問題を見過ごしていた自分に気が付いた。
「そう言えばアタシっ、いちご柄のショーツを穿いた経験がナイっ!」
これはひょっとしてもしかすると、
思春期の間に取り組んでおくべき課題ではなかったのか?
それと気付いた私の中で、
いちご柄ショーツへの購買意欲が、メラメラ音を立てて燃え上がる。
さりとて、四十前の女にいちご柄の取り合わせは、
ある意味において、大胆極まりない仕業である。
いや、大胆を通り越して、ブキミの領域に近付くと言ってもいいだろう。
そもそも、白地に赤のいちご柄ショーツを握り締め、
レジのおねいさんに向かって、「これ下さい♡ 」と差し出す時点で、
清水の舞台から飛び降りる以上の勇気を要する行為である。
それ以来、この問題は、私の中で、ずっと保留になっている。
スットンキョーな思いつきは 実行する前によく考えて
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